米 村 圭 伍 : 著
新 潮 社文庫 : 発行
お仙は徐福の仙薬で色白美人に大変身。
途端に評判の「小町娘」になって、錦絵にも描かれる始末。
実はくノの一お仙、人気が出ては困るのだ。
ところが浅草にも美女・お藤が現れ、なんと二人の、幕府もひっくり返る大
因縁が明らかになる。
小町ブームに沸く江戸の町で伝説の秘剣が邪気を放ち、田沼の陰謀が渦
巻く。お色気百倍の大江戸三部作完結編。 (「BOOK」データベース )
江戸明和三美人・・・ と言われた実在の人物を主人公にしたもので、
☆1 谷中の笠森稲荷門前の水茶屋鍵屋の看板娘:「笠森お仙」
☆2 浅草寺境内の楊枝屋柳屋の看板娘:「お藤」
☆3 二十軒茶屋の水茶屋蔦屋の看板娘:「およし」
の、「笠森お仙」と「お藤」が中心になる話には、
浮世絵師の鈴木春信や金品賄賂好きとの
(実際はともかく)田沼意次・意知親子も登場します。
紀州秦栖藩での雛祭りで、偽物とすり替えられた家宝の垢付丸・・・
抜く人に災いが降りかかると封印されていたこの刀^^
✿化粧を落した素顔のお仙と藤は、瓜二つだった!
お仙とお藤の出生の秘密も徐々に明らかにされます。
✿田沼意知の手の中にあった垢付丸。
意知がそれを抜くと・・・青白い稲光に包まれ、偶然、稲光を浴びたお仙の体調が変調をきたしてーー
✿ある日突然鍵屋から姿を消すクの一お仙。
御庭番の倉知政之助に嫁いだからからとか、武家に嫁ぐ前の仮親は、武士:馬場善五兵衛だったとかの
史実を織り交ぜながらの伝奇小説にもなっています。
垢付丸の災いで、とんでもないラストに繋がりますが、
う~~ん、かなり無理な展開は納得できなくて、最後が残念。
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真 梨 幸 子 : 著
徳 間 文 庫 : 発行
朝○新聞、日曜の書評を見て、買いましたが最後まで読めるかどうか、
それでも買ったのだからと、読了です。
汚い言葉ですが、"胸くそが悪い”って、こういう気持ではないのかしら?
これって実話だったんだ・・・ ”フジコ”は実在し、
その生涯をこのように記録した長女
(正しくは二女?)は、書いた後亡くなっています。
本文の前後に別の人物による「まえがき」と「あとがき」があって、
「あとがき」まで読んで、物語は終わる・・・
それなのに、いま一つなのは、私の理解が至らないのでしょうね。
共感もなく、理解も難しい内容ですが、思ったよりは、サクサク読み進めました。
「わからなければ、いいのよ」と殺人・窃盗を繰り返すフジコは、1993年逮捕。当時33歳。
その7年後の2000年、40歳で死刑判決。執行は2003年だそう。
本当に、本当のことかしら?
10年くらい前の事ですか?
何も思い出せませんが・・・
こちらに引越しました。
よろしくお願いします。