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こすずめ日記

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幻の花・幻の味

愛知県:知多半島へ幻を求めて出かけました。
幻の花・幻の味_a0089450_22131617.jpg

阿久比町:草花地区にあるアヤメ科の多年草で、野花菖蒲<はなかつみ>
江戸時代、尾張藩主に切花として献上された門外不出の「お留め花」で、絶滅したと思われたのですが、昭和になって自生の一株が発見されて以来地元の人々によって保護・保存されています。

"期待する程の物ではないかも知れないよ"と牽制しながら、たかしさんが案内して下さいました。
なにが何が・・・とってもいい花。花菖蒲よりずっと小振りながらあやめよりは優雅な花形が奥ゆかしく良い感じ・・・

保存会の方々は、偶然にもたかしさんのお知り合い・・・顔の広い方。

幻の花・幻の味_a0089450_2253036.jpg次は、幻の味<尾州早ずし>を・・・
上の2貫がその<尾州早ずし>です。

今では米や玄米から作られるお酢ですが、昔は酒粕を原料に作っていました。
この粕酢は赤酢とも言われ、これを使った酢飯は橙色に見えます。
砂糖を使わずにこの酢だけで握るすしが、江戸前ずしの元祖【尾州早すし】。

ミツカン酢本社のある半田市では、その復元を手がけました。・・・で、試食に。

大きさは現代寿司の2.5倍と聞いていました。
写真:下段の3貫は現代すしですが、一見したところそんなには違いません。
実際食べると、握りの固さが違ってやはり大きい事がわかります。味も甘さが酢の甘さだけ。

【尾州早すし】に使われる酒粕酢<三判 山吹>はミツカン酢グループ「酢の里」でしか手に入りません。

甘口の酢飯が好きなので、家で砂糖を入れて作ろう~

初めての半田は、風情豊かな運河や赤煉瓦の元ビール工場などの情緒ある蔵のまち・・・運河周辺では時代劇の撮影もされたとか・・・素敵な雰囲気。
幻の花・幻の味_a0089450_1112357.jpg

幻の花・幻の味_a0089450_1132438.jpg兜ビール工場の建物。
この壁面にたくさんの傷・穴・・・
空襲で爆弾射撃を受けた傷跡・・・写真では、見えませんか。。。
戦争モニュメントですね。

幻の花・幻の味_a0089450_1165152.jpg

by kosuzume2 | 2008-06-17 22:30 | その他見聞読楽
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