ぎんなん懐石
穏やかで暖かな小春日和、美しく美味しく楽しい至福の一日でした。
木曽川の夕日を見て、(愛知県一宮市の隣町)祖父江町の≪ぎんなん懐石≫を・・・と、夕食を予約。
一宮駅でまさよさんの車に乗せて頂いて、三岸節子記念美術館へ。開催中の赤の世界展、は魅力あふれる三岸さんの赤の美しさを堪能出来ました。
こじんまりと落ち着いた、天井の高い建物のティールームでゆったりくつろいで雑談、笑顔の花が咲きました。
有名な彫刻家ロダンのモデルにもなった花子、森鴎外の短編《花子》にもなっています。(読んでいません)
祖父江町の裕福な名家の生まれの花子は、養女となった家の没落で・・・旅芸人に売られ・・・ヨーロッパ諸国で日本の芝居を演ずるようになる。決して品の良いものではないその芝居は、日本では国辱物と非難されますが、ロダンに請われてモデルになります。
今、ロダン作の花子の彫刻は花子の寄付によって、東京芸大に保存されているそうです。
この資料館の正面には、旧林家住宅が資料館別館としてありました。
有形文化財建造物ですが、手入れの行き届いた美しい庭の紅葉は鮮やか・・・今日は赤の日です。
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夕日を見て~お食事の予定、残念ながら雲があって見られません。
では、とまさよさんは黄色いいちょうの木々の近くをドライブして下さって・・・お腹も空いてきました。
これまでの中で、一番良かった?と思う程の満足感!
照明は間接照明だけ・・・
お料理も珍しい物ばかりで、どれもが素晴らしい美味しさ・・・
素晴らしいのはお料理だけではなく、季節に合わせた上質の器と心のこもった丁寧なもてなしが、言葉に出来ない素晴らしさ!
まず、そば茶。続いては、重陽の節句から暫く過ぎましたが・・・と、糸菊の花びら一筋の入った御酒で、乾杯~
お料理、写真でご覧下さい。
右上:蟹ごはん、ワタリガニと思われるふっくら甘い蟹の身がたっぷり・・・↓
ここには、是非是非また行きたい!
by kosuzume2
| 2008-11-29 23:55
| その他見聞読楽