春の和歌に寄せて
着付け教室の先生からこんな綺麗な手紙を頂きました。
古今和歌集の詠み人知らず・・・の和歌、美しい文字で書かれています。
歌の意味は”この嬉しい思いを何に包もうか。衣の袂はゆったりと裁つように言っておけばよかったのに”でしょう。
諸々を全て歓びと感謝の念に変えて、春らしく明るい歌と色での今年のご挨拶といたしました
と、これは先生からの年賀状です。
色は、葉書の裾の五色のことで、その重ねの名は≪色々五(いろいろいつつ)≫です。
その印刷の都合で年賀状は旧歴でと聞いていました。
きものは知恵の宝庫・・・と添え書きがありました。
先生は生徒のそれぞれに名前に因んだ一言を添えて下さって、先回のお稽古で説明しながら手渡しされたそうです。私は、お休みをしてしまったので今度のお稽古を楽しみにしていました。
紫式部の絵はがきの裏にその説明を書いてくださったのですが・・・面映ゆいような嬉しい言葉でした。
ちょっと、内緒にしますね。
こんな細やかな心配りをなさる先生ですが、実は少し心配なことが起こりつつあります。
この次のお稽古で重大発表があるやもしれません。
それまでドキドキです。
追記:先生の去年の年賀状とお話、ふふ…なんですよ。よかったら~こちらから。☆
by kosuzume2
| 2009-02-08 23:43
| その他見聞読楽