朝顔の葉っぱと、ムラサキの根
見事な鉢作り・・・お見かけして、思わずカメラを向けてしまいました。
昨日の新聞の投書欄で、
『虫刺されの痒みに朝顔の葉』を見つけました。
志賀直哉の随筆『朝顔』の中に、
「葉が毒虫に刺された時の薬になる・・・・・・痛みでも痒みでも直ぐ止り」 の一文があって、
小説の神様と言われる志賀直哉の言葉に、嘘はないだろう~と、試されたそうです。
『朝顔』にあるように、数枚の葉を手のひらで揉んで出るねっとりとした汁を、葉と共に刺された箇所に擦りつけると、痒みが止まったそうです。
朝顔の葉は冷蔵でも冷凍でも保存出来、効果は変わらなっ方ということです。
蜂に刺された時にも効果があるとも書いてあるそうです。
『朝顔』は、読んだことがありません。
著作権の切れた本をネットで読める、確か青空文庫・・・登録が必要なようです。
PC絶不調の今はやめておきます。
この、下の写真は ≪ムラサキ≫の花のようです。
≪ムラサキ≫は、薬草で、根は紫根(シコン)と呼ばれ紫色で染料にも使われます。詳しいことは こちら 。
紫根を煎じて肌につけると、美容的にも良いとTV番組で観た友人。
漢方薬屋さんで手に入れて、わぁ~!癖のある臭いにギョッ!
それでも、あせもと湿疹が良くなったそうです。
去年からの皮膚のトラブルが、ますます悪い状態になっているこすずめにもお試し用を頂きました。
これで良くなると嬉しいと、期待しながら暫く試しますね。ありがとう♪(#^ー゚)v
ところで、調べますと、紫根の有効成分シコニンは、水には溶けないそうです。
化学的には色々あって・・・椿油やオリーブ油、ごま油などに浸けると、水には溶けない成分を抽出する方が紫根の効果は高まるようです。
それにしても、肉芽の発生を促進するので、火傷、切傷、湿疹、凍傷、水泡などの皮膚疾患や痔疾に軟膏として外用されたり、外傷や毒虫による虫さされ昔から使われていたようです。
先人の知恵は大したものです。
by kosuzume2
| 2010-07-21 23:49
| その他見聞読楽