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こすずめ日記

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柔らかな頬(桐野夏生)

a0089450_2151797.jpg本を読み返すことはほとんど無いのですが、再読。 

柔らかな頬       
         桐野夏生著
         講談社・1999年発行

≪OUT≫に続き、2冊目に読んだ桐野本で、気に入っていた筈なので読み直し。
先だっての≪DARK≫への違和感と本棚の整理中に見つけたので・・・

桐野夏生って、すごい才能!と思いました。こんなにきりりと無駄の無い文章と構成・展開は、やはり小説家!との実感があります。

夫の友人と不倫関係のある、主人公。
不倫相手のの別荘から、五才になる娘がある朝行方不明に。誘拐か事故か?まるで神隠しにあったとも言える失踪です。
罪悪感に苦しむ彼女は、一人で娘を探し続けます。

推理小説としても、想像力をかきたてられる面白さ。ラストまで一気を引きこまれます。
結末が不満ですが、これは作者と編集者の故意なのだそうです。・・・まぁ、そうなんですか・・・

これを読みながら2つのことが、チラチラ。
一つ目・・・原田康子の≪氷点≫を思い起こしました。
       妻の不倫と幼い娘の行方不明。主人公の抱く罪悪感。
二つ目・・・実際にあった『神隠し?』事件、松岡伸矢くん行方不明事件(1989)、未解決のままですよね。
その概略は、
  ●松岡さん一家が茨城から帰省先の親戚宅(徳島)に到着。
    松岡さんが抱いていた次男を奥さんに渡そうと家に入る。
    このとき伸矢くんが家の玄関先にいたのは間違いない。
    そして玄関先に戻ってみるとそこにいるはずの伸矢くんの姿がなかった。
    玄関先で伸矢くんの存在を確認して次に姿が消えるまで この間、わずか「40秒」
    他の失踪事件と違い、親と子が離れてから1分すら経過していない。
    第一、父がすぐそばにいた。消えたのが家の玄関先。
    まさに神隠しと言わんばかりの失踪事件である。

そのほかにも、加茂前ゆきちゃん行方不明事件(1991)  
   ●自宅2階の部屋で友達2人と一緒にベッドで寝ていた舞ちゃんが姿を消した事件。
    舞ちゃんを最後に確認したのは母で舞ちゃんに布団をかけたとき(PM10:30)。
    舞ちゃんがいなくなった事に最初に気がついたのは一緒に寝ていた友達2人で
    彼女達が起きたとき(翌日AM5:30)  
  
石井舞ちゃん行方不明事件(1991)
   ●自宅でゆきちゃんが飲みかけのココアとピンクのジャンパーを残して失踪。

など解決していない事件があるようです。
親御さん、辛いでしょう・・・何とか解決して欲しいと思います。

本を片手に料理をいろいろ・・・
カレー・シチュー・ロールキャベツ・肉団子など、明日は餃子を作ります。

今日の食事
ミートボール入りのシチュー・トマトサラダ
by kosuzume2 | 2007-10-22 20:54 |
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