目線 ・ 鷺と雪 ・ 終の住処
投票済証の写真、撮り直しました。 ⇒
昨夜、撮影の際テーブルに当たった光りがまるでゴールド^^。
それが投票済証の縁どりに見えてしまい、皆様を驚かせてしまいました。
ただの白い厚紙・・・両面印刷です。
これなら、豪華ではありませんね。
紛らわしくて、申し訳ありませんでした。
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このところ読んだ3冊の本。とはいっても2冊は雑誌なのでまだ、拾い読み中・・・なので、3編の小説ということになります。
その1
閑静な高級住宅街に佇む堂島邸には、主人である新之助の誕生祝いのため、家族や友人ら11人が集っていた。だが、「めでたい発表がある」と言っていた新之助は、自室のベランダから飛び降り、亡くなってしまう。その死は、自殺として処理されたが、飛び降りる直前に掛かってきた電話の内容は誰にも分からなかった。そして、初七日。哀しみに沈む堂島邸で、新たな犠牲者が出る。謎に包まれた事件の真相を究明するべく、3人の刑事が独自の捜査を開始した。
≪データベース≫そのまま。
難はありましtが、面白かったです。
タイトルの≪目線≫、気になっています。
プロローグの出来事は必ず大きな意味を持つ・・・そう思いながら読むと、あちこちの伏線に騙されてしまいました。
難は・・・時間や空間が混ざり合ってわかりにくい事。
登場人物たちの行動が、無駄に長くそのあたりの文章は退屈。
物語が一気に動き出す最後の章、ここからは非常に面白いです。
タイトル…確かに素晴らしいと、納得。いろいろな伏線もなるほど・・・。
事件と係わる3人の刑事のキャラクターも良いです。
もしかして、ドラマ化もあり?
ところで・・・作者の天野さんは、個人出版した”氷の華”がベストセラーと同時にTVドラマ化した遅咲きの作家さん。
その当時の質問
≪もしミリオンセラーになったら、プロ作家への転向も考えますか?≫
答えは、
≪いいえ、また書いてお金を貯めて、幻冬舎ルネッサンスに出していただきます。私にとって書くことは夢。自由を楽しめる“個人出版”がいいわ≫
今回は、個人出版ではないのですね。
その2・その3
第141回
直木賞作品
鷺と雪(北村薫)をオール読物で。
芥川賞作品
終の住処(磯崎憲一郎)を文芸春秋で。
≪鷺と雪≫期待していましたが・・・がっかり。
≪終の住処≫私小説と勘違いしていました。これも・・・落胆。
理由はあります。・・・が、省略します。
それにしても、いつも思うのですが【文春】も【オール読物】も読みごたえがあります。
丸ごと読もうとすると・・・退屈はしません。お買い得~~
by kosuzume2
| 2009-08-30 21:40
| 本