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こすずめ日記

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2008年 06月 14日 ( 1 )

月心寺

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これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関 蝉丸
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言

百人一首でおなじみの逢坂の関にある、月心寺に行ってきました。
閑静な山の中を想像していましたら、なんと交通量の多い国道1号線に面しています。

小さな門をくぐるとと、目の前の↑ の井戸から透き通った水が溢れ出て・・・その為か、井戸は薄茶色の苔に覆われています。
これぞ《走井・・はしりい・・》の井戸。

ここの庵主様は、NHKの朝ドラ(平成13年)「ほんまもん」で主人公の師匠のモデルとなった村瀬明道尼さんで、現在84歳。
45年前交通事故で右手足を損傷され、左手で作られる胡麻豆腐が有名で今日の楽しみの一つ。
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a0089450_14544875.jpg ↑ 開け放たれた部屋は、池を手前にした美しい斜面に滝と茶室をしつらえた見事な庭が正面に。

 ← 床の間には、こんな灯台が・・・

炎を反射させる丸い板は、かつては金色だったのでしょう。金色に見えるのはフラッシュが反射してで、今は黒く煤けていました。

油を入れる皿に置く灯心は、「灯心草」=イグサで作られます。
畳を作るイグサの中にあるスポンジ状の白い芯を乾燥して灯心にしたのですが、今はどうかしら?
こんな道具を実用に使う人が、現にあったのです。

さてお料理ですが、お運びの人(多分パートの女性たち)は、お斎(おとき)と言われました。

朱の高台に胡麻豆腐と朱塗りの杯が運ばれて、お茶代わりの冷酒からはじまりました。
次は、ゆかりごはんに、お味噌汁です。三合徳利とぐい飲みで、燗酒も・・・
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大振りの椀にたっぷりの冬瓜汁・加茂茄子の信貴味噌・万願寺唐辛子の煮物
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いつもの食事と順序が違うのには何かある?と理由を聞いて見たのですが曖昧なまま次々運ばれてくる大鉢料理の、速さと量の多さにびっくり!ついていけません。
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a0089450_1604574.jpga0089450_163197.jpgこれで全部ではありません。写真撮り忘れています。
どれも、とても美味しかったのですが量が多過ぎ。これで、お斎(おとき)?


ところで、走井は、安藤広重の東海道五十三次の大津:走井茶屋ですが、54番なのです。
前から不思議だった事は、東海道53次が実は55まである事。
1・日本橋から始まって55・京師(三条大橋) で終わりです。出発地と到着地は外してあるのかしら?
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庵主様のお説法を20分ほど伺った後は、石山寺に参拝しました。
紫式部が源氏物語の構想を練ったという、本堂の紫式部の座った場所から外の風景を見せてもらった昔があるのですが・・・夢だったのと思っています。

ここから新名神高速を通って、帰ったのがまだ明るい夕方。
マイクロバスをチャーターして出かけたのは正解でした。
by kosuzume2 | 2008-06-14 17:19 |
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こすずめ・こすずめ福持っておいで


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