人気ブログランキング |

こすずめ日記

kosuzume2.exblog.jp ブログトップ

2008年 08月 31日 ( 1 )

氷の華

氷の華  (天野 節子:著  幻冬舎文庫)
a0089450_1944716.jpga0089450_1951481.gifa0089450_19124734.jpg
(幻冬舎ルネッサンス版)        (幻冬舎版)        (幻冬舎文庫版)
 
幻冬舎ルネッサンスから自費出版(個人出版)され、ドラマ化のオファーが相次ぐなどの反響の大きさから幻冬舎が改めて出版したいきさつのある本です。
作者の天野節子さん、全くの無名の女性のデビュー作です。

幼児教育に関わって40年、現在は知育教材の開発者として活躍されておいでの作者の話では・・・

「私も書こう」、思い立ったのは還暦を数年後に控えた頃のこと。 
無類の本好きでアガサ・クリスティの『アクロイド殺人事件』と松本清張の『眼の壁』。
好きな本はと問われれば、迷うことなくそのふたつを挙げる。
人間が人間を描くことの醍醐味を感じさせる推理小説が好きだった。
・・・で、4年かかって書上げ、曲折の果ての個人出版。

a0089450_19392399.jpg

帯 ↑ には、ドラマ化決定の文字が。

カバー裏側には・・・
専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。
だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。
殺したのは本当に夫の愛人だったのか。
嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。
そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。
長編ミステリ。
とコピーが。

プライド高い主人公恭子の切り札は、美しさと豊かな財力と素早い判断力。
愛人を名乗る女性からの屈辱的な言葉が・・・行動へのきっかけ。
職人肌の刑事 ・戸田の執念と推理も自然で納得できます。
主人公が動機を最後まで語らないという終わり方が個人的には好きです。

ところでドラマ化・・・読みながら、恭子は米倉涼子以外ない!と思うほどハマっています。
すべての場面でもう米倉涼子の顔・声・話し方がイメージで出てきます。
夫役は?刑事役は?帯の名前といま一つ・・・

その訳がわかりました。
ドラマでは、設定が全く変わっています。変わりすぎ・・・これって、ありなんですか?
会社役員の夫、ドラマでは医者になっています・・・心外!だわ~

そうそう、天野節子さんに、こんな質問をしたら
≪もしミリオンセラーになったら、プロ作家への転向も考えますか?≫ 
答えは、
≪いいえ、また書いてお金を貯めて、幻冬舎ルネッサンスに出していただきます。私にとって書くことは夢。自由を楽しめる“個人出版”がいいわ≫

夢のある人生、良いですね。
by kosuzume2 | 2008-08-31 20:41 |
line

こすずめ・こすずめ福持っておいで


by kosuzume2
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー