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こすずめ日記

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2008年 09月 25日 ( 1 )

白光/人形になる

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長編推理小説
連城 三紀彦 : 著
光文社文庫

夏の太陽が、白い、何かの光の凶器みたいにこの古びた家を壊そうとし始めた……

ありきたりな家族の話から、始まります。
主婦と夫、娘、舅。
妹夫婦と娘。ありがちな浮気ばなし・・・

カルチャーセンターに通う妹の子供を預かった夏の日、その子の姿が見えなくなってしまった。
四歳の幼い姪は、殺害され庭に埋められていた・・・
犯人があっさり見えてしまって、どうなるの?と一瞬思ってしまいました。

それが、それが・・・二転、三転、転、転、テン・・・隙のない油断ならない変転が次々起こります。その度に、なるほど!確かに~・・・芸の細かさ。
表現も登場人物の≪独白≫という形式で書かれています。

その人の本音が明らかになって、ようやく事件の謎が解けてゆきます。
犯人は誰?の謎を解きながら【人の心】の謎を解いていく・・・

それぞれが日頃心の奥に納めていたはずの感情があふれた瞬間に、起きてしまった事件。
人の憎悪・嫉妬といった悪意はおそろしいものです。
最後のまで驚きがいっぱいでした。

この、連城三紀彦さんの【恋文】にすごく感動したことを覚えています。
妻が最愛の夫に手渡す離婚届。その人が一番欲しがっているから・・・それが恋文。

当時、市内のホテルで連城三紀彦さんのディナー&トークショウに友人といそいそ出掛けた事も懐かしい・・・表紙まで覚えている本【恋文】が見つかりません。
もう一度読んでみたいです。今から24年前、1984年の直木賞作品です。

それにしても以後、連城さんの著作とは何故か離れて、正直忘れていました。
先日偶然見つけて、懐かしさで買ってしまった本。
少しすっきりしても良いかな?と思いながらも、やっぱりお上手。

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人形になる、はこの中に・・・
by kosuzume2 | 2008-09-25 23:20 |
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こすずめ・こすずめ福持っておいで


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