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こすずめ日記

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2010年 10月 03日 ( 1 )

若鯱カブキクラブで、第46回顔見世。

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若鯱カブキクラブ第3回、いよいよ顔見世夜の部の公演観賞です。
開演前に、今回も、講師のの【おくだ健太郎】氏から、演目の見どころを伺います。


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【舞妓の花宴 しらびょうしはなのえん
 男姿の白拍子の舞い=通称「男舞」と、烏帽子を取り娘姿となった後とで踊りの様を、時蔵が見せます。

【伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ
 江戸時代の仙台藩、伊達騒動を芝居にしたもの。
 お家乗っ取りと若君暗殺を企てる悪人=仁木弾正ら、から、若君を守っている乳人の政岡。毒入りのお菓子を、若君の代わりに食べて命を落とした我が子千松を、政岡が抱きしめ独白する場面があります。
また床下(舞台装置)で警備をしていた荒獅子男之助(あらじしおとこのすけ)が、ネズミに化けた仁木弾正を取り押さえようとするセリフの全くない演技と、〈床下)の舞台に注目を。

【身替座禅 みがわりざぜん
 狂言『花子』を題材にした浮気者の大名菊五郎と、やきもち焼きの奥方=翫雀(がんじゃく)のユーモラスな舞台。

そして、【弁天娘女男白浪 べんてんむすめめおのしらなみ
 今回は、「浜松屋見世先」と「稲瀬川勢揃い」の場で、正体を見破られた弁天小僧が肌脱ぎになり、煙管を片手の名台詞:”知らざぁ言ってきかせやしょう”と、揃いの衣装で傘を差し、花道から登場する五人男がそれぞれ名乗りを上げる場面だけ上演されます。
菊之助の弁天小僧、女形の美しさはうっとりしました。
初日なので、菊五郎夫人でもある菊之助のお母様=冨司純子さんのお姿をロビーでお見かけしましたが、そっくりです。
それだけに、難を言えば・・・弁天小僧としての男役は、貫禄不足かな?年齢を待ちましょう。

ここで、
知らざぁ~の名台詞全文書いて見ましょうか。(要らないって?ふふ…自分用です)

知らざあ言って聞かせやせう。
浜の真砂(まさご)と五右衛門(ごえもん)が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ケ浜、その白浪(しらなみ=泥棒のこと)の夜働(よばたら)き、以前をいやあ江之島で、年季勤めの児ケ淵(ちごがふち)、江戸の百味講(ひゃくみこう)の蒔銭(まきせん)を、当(あて)に小皿(こざら)の一文子(いちもんこ)、百が二百と賽銭の、くすね銭(ぜに)せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮(かみのみや)、岩本院(いわもといん)で講中(こうじゅう)の、枕捜(まくらさが)しも度重なり、お手長(てなが)講を札附(ふだつき)に、
たうとう島を追出され、それから若衆(わかしゅ)の美人局(つつもたせ)、こゝや彼処の寺島で、小耳に聞いた音羽屋の、似ぬ声色(こわいろ)で小ゆすりかたり、名さへ由縁(ゆかり)の弁天小僧菊之助たぁ、おれがことさ


それにしても、往年の歌謡曲弁天小僧は、見事だなぁと感心してしまいます。
ご存じない方が多いでしょうが、歌詞の中に弁天小僧のすべてが見事に納めてあります。



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公演終了後開かれた、立食での懇親会。

伽羅先代萩で荒獅子男之助を頼もしく男らしく、
身替座禅では、やきもち焼きの奥方をひょうきんに楽しく演じられた
翫雀さんも参加されて、賑やかに終了。

ちなみに翫雀さんは、
人間国宝:坂田藤十郎さんと扇千景さんの御子息、扇雀さんのお兄様です。
熱烈ドラゴンズファンだって!
by kosuzume2 | 2010-10-03 22:19 | 映画・演劇など
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こすずめ・こすずめ福持っておいで


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