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《遠野物語》が誕生して100年目ということで、
1週間前の12月21日の夜、「続・遠野物語」の世界 見えない世界が、そこにはある~・・・
10月に満喫したあの遠野を舞台にしたドラマがNHK総合で放送されました。

その前に原作の遠野物語》を読んでおきましょう~
手軽なな文庫本も出ていますが、私が読んだのはお借りした復刻版。
最近珍しい紙の表紙に、本文の用紙も和紙風なざらっとした手触りが、懐かしい~。そして、糸で閉じてあるこの本・・・大正ロマンといっていいでしょうか?
「BOOK」データベースによりますと、
完全再録した注釈と、遠野の原風景を切り取った口絵写真。民俗学の基本を説く 補注から、詳密な検索に耐えられる索引、柳田文学を追求した解説まで、原書の 格調をさらに高めた豪華愛蔵版、ということです。
岩手県の、遠野を中心にした地図も雰囲気もぬくもりがあって良い感じです。
【遠野物語】と【遠野物語拾遺】が収められていますが、内容はとぎれとぎれの小さな聞書きが並べられているだけです。
《物語》から連想するような話の流れはありませんが、現代語で書かれた文章は想像していたより読みやすい。そして、【遠野物語拾遺】の方が判り易く楽しく読めました。
昔話で語られるような、
『むかぁ~し、あったずもな・・・』の世界がおよそ120位(だったかしら?)ポツリポツリと書かれている遠野物語・・・物語のテーマは天地を畏れ、敬う心の伝承だろうと思います。
自然や生き物を恐れ敬い、力の及ばない自然を畏敬する心。
そして、それが人々に自らの過酷な運命を受容する心をもたらしたのかもしれません。
デンデラ野と言う60歳になった人たちの移り住む場所。正確に言うと違いますが、姥捨て山の原点かもしてません。
薄餅(すすきもち)の由来話(299)では、死んだ人の肉や筋を食べる。死者の肉を近親の物が分かちあって食した伝承。
沖縄にもある死者への愛情の心理や葬送の儀式など、おどろおどろしいと感じながら確かに現実だったとも思われます。。
5月5日薄(すすき)の葉につきたての水切り餅を包んで、餅が乾かぬ内に食べる風習は今も残っているようです。
一番良かったのは最後の【補注】でしょうが、なにしろ字が小さくて斜めにはしょって読了でした。
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さて、ストーリ-のないこれがどんなドラマになるのか、興味津々です。

ドラマは2つの物語になっていました。
一つ目は・・・「ずぶぬれ」
現実と幻想が曖昧に入り組んだ話。
事故で亡くなったはずの陶芸家が今ここに居る。
東京から取材に来た雑誌記者が、遠野で謎めいた夫婦と出会い、惑わされて~不思議な、わかるような判 らないような話(出演: 田畑智子・宮本信子 ・田中泯)
二つ目は・・・[マヨイガ]
遠野にては山中の不思議なる家をマヨヒガと言う(遠野物語63)。
その、遠野の山中にあるという幻の無人の豪邸に迷い込んだ欲のない女性は、豪華な調度品に手を触れる ことなく家に戻って・・・
間もなく、川上から流れてきたお椀を拾い、大切に使っていると財産が増えたという話。(出演は山崎樹範)
[マヨイガ]は、遠野物語63のお話ですが、「ずぶぬれ」は、このドラマ用の作品らしく、何処にもこの話はありませんでした。
撮影中に出演者の田中泯さん、宮本信子さん、田畑智子さんが、
それぞれ不思議な出来事に合われたとも聞きました。
どのような??でしょう。
1週間前の12月21日の夜、「続・遠野物語」の世界 見えない世界が、そこにはある~・・・
10月に満喫したあの遠野を舞台にしたドラマがNHK総合で放送されました。

その前に原作の遠野物語》を読んでおきましょう~
手軽なな文庫本も出ていますが、私が読んだのはお借りした復刻版。
最近珍しい紙の表紙に、本文の用紙も和紙風なざらっとした手触りが、懐かしい~。そして、糸で閉じてあるこの本・・・大正ロマンといっていいでしょうか?
「BOOK」データベースによりますと、
完全再録した注釈と、遠野の原風景を切り取った口絵写真。民俗学の基本を説く 補注から、詳密な検索に耐えられる索引、柳田文学を追求した解説まで、原書の 格調をさらに高めた豪華愛蔵版、ということです。
岩手県の、遠野を中心にした地図も雰囲気もぬくもりがあって良い感じです。
【遠野物語】と【遠野物語拾遺】が収められていますが、内容はとぎれとぎれの小さな聞書きが並べられているだけです。
《物語》から連想するような話の流れはありませんが、現代語で書かれた文章は想像していたより読みやすい。そして、【遠野物語拾遺】の方が判り易く楽しく読めました。
昔話で語られるような、
『むかぁ~し、あったずもな・・・』の世界がおよそ120位(だったかしら?)ポツリポツリと書かれている遠野物語・・・物語のテーマは天地を畏れ、敬う心の伝承だろうと思います。
自然や生き物を恐れ敬い、力の及ばない自然を畏敬する心。
そして、それが人々に自らの過酷な運命を受容する心をもたらしたのかもしれません。
デンデラ野と言う60歳になった人たちの移り住む場所。正確に言うと違いますが、姥捨て山の原点かもしてません。
薄餅(すすきもち)の由来話(299)では、死んだ人の肉や筋を食べる。死者の肉を近親の物が分かちあって食した伝承。
沖縄にもある死者への愛情の心理や葬送の儀式など、おどろおどろしいと感じながら確かに現実だったとも思われます。。
5月5日薄(すすき)の葉につきたての水切り餅を包んで、餅が乾かぬ内に食べる風習は今も残っているようです。
一番良かったのは最後の【補注】でしょうが、なにしろ字が小さくて斜めにはしょって読了でした。
さて、ストーリ-のないこれがどんなドラマになるのか、興味津々です。

ドラマは2つの物語になっていました。
一つ目は・・・「ずぶぬれ」
現実と幻想が曖昧に入り組んだ話。
事故で亡くなったはずの陶芸家が今ここに居る。
東京から取材に来た雑誌記者が、遠野で謎めいた夫婦と出会い、惑わされて~不思議な、わかるような判 らないような話(出演: 田畑智子・宮本信子 ・田中泯)
二つ目は・・・[マヨイガ]
遠野にては山中の不思議なる家をマヨヒガと言う(遠野物語63)。
その、遠野の山中にあるという幻の無人の豪邸に迷い込んだ欲のない女性は、豪華な調度品に手を触れる ことなく家に戻って・・・
間もなく、川上から流れてきたお椀を拾い、大切に使っていると財産が増えたという話。(出演は山崎樹範)
[マヨイガ]は、遠野物語63のお話ですが、「ずぶぬれ」は、このドラマ用の作品らしく、何処にもこの話はありませんでした。
撮影中に出演者の田中泯さん、宮本信子さん、田畑智子さんが、
それぞれ不思議な出来事に合われたとも聞きました。
どのような??でしょう。
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by kosuzume2
| 2010-12-29 23:45
| 本

NHKドラマ《お買いもの~老夫婦の東京珍道中・・・ゆっくりだから見えてくる?》を見ました。
中古カメラは老いた夫のお買いもの。
鬼怒川から20年ぶりに渋谷にやってきて、8万円のカメラを嬉しそうに手にする様子を見ていて・・・うちに有る昔のカメラを見たくなりました。
もう10年以上前、クリーニングと修理を済ませて使用可の状態にして、ねえこの物に・・・
でも、なぜか我が家にあります。


そっと出して、シャッターを押しても、ムム??例の音がしません。


私が子供時代愛用していたベビーと呼んだコンパクトカメラは、じゃばらでレンズが出てきます。
ところが、どこを探ってもシャッターがない???
あれだけ使い込んで馴染んだはずのカメラなのに~~~どうした???
↑追加です。
気になったのでカバーの文字=Bajdiを頼りに検索してみました。ヒットは1件だけ・・・
ここで、バルダと読むドイツ製でした。

これ、使った覚えがありません。誰のかな?伯父のでしょうか・・・
最近、又こんなカメラが人気復活しているようですが・・・重いです。
これを持ってお出かけした昔があったのですね。フウ!

今日も幸せでした。
写真の取り込みで初めてのトラブルが発生しました。
取り込んだ写真が、まっ黒になってしまいます。
インターネットの接続もちょっと変!
今日もまた土曜のサポート時間外・・・先日もお世話になった家電店のパソコン担当の方に電話で助けて貰いました。
「勝手な時に電話してごめんなさいね~」
「いいですよ。なんですか?」
的確に教えて頂いて、ネット接続も写真もすっきり解決です。
本当に有難いです。感謝してもしきれない位~~~こすずめは、本当に幸せ者です。
いつもこうして、人に支えて頂いて生きていると実感する時でした。
でも、その為・・・きょうの昼間に写した写真はすべてなくなりました。
美味しい・・・と喜ばれたバレンタインの生チョコも消えました。
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by kosuzume2
| 2009-02-14 22:56
| 映画・演劇など
今日は、珍しく色々書きたいことがありましたが・・・月・9のドラマ、山田太一ドラマ〝遠い国から来た男〝を見たので・・・
主演の仲代達也、杉浦直樹が演技?と首をかしげる自然さです。
もう一人の大切な主演者:栗原小巻はかなり場違い・・・
まぁ、個人の好みと思いますが彼女のわざとらしさ:大袈裟さは、やはり目障りです。
彼女が絡むと仲代・杉浦の演技も新劇舞台風に変化するのです。
誰なら良い?、咄嗟に思いつくのは関根恵子さん。
他には??? No Imageです、すみません。

面白野菜のトマトです。
レモントマトとプラムトマト。
レモントマトは、切ってもレモン風・・・でも香りはトマト
プラムトマト。どこが魅力的?わかりません。味も普通・・・
今日の食事
昼 買ってきた寿司(おそうじままさんの日なので)
夕 餃子(キャベツ・椎茸・葱・にら・豚肉・卵)・奴豆腐・胡瓜もみ(若芽・大葉)・糠漬
主演の仲代達也、杉浦直樹が演技?と首をかしげる自然さです。
もう一人の大切な主演者:栗原小巻はかなり場違い・・・
まぁ、個人の好みと思いますが彼女のわざとらしさ:大袈裟さは、やはり目障りです。
彼女が絡むと仲代・杉浦の演技も新劇舞台風に変化するのです。
誰なら良い?、咄嗟に思いつくのは関根恵子さん。
他には??? No Imageです、すみません。

面白野菜のトマトです。
レモントマトとプラムトマト。
レモントマトは、切ってもレモン風・・・でも香りはトマト
プラムトマト。どこが魅力的?わかりません。味も普通・・・
今日の食事
昼 買ってきた寿司(おそうじままさんの日なので)
夕 餃子(キャベツ・椎茸・葱・にら・豚肉・卵)・奴豆腐・胡瓜もみ(若芽・大葉)・糠漬
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by kosuzume2
| 2007-07-23 23:04
| 映画・演劇など
メールを送って、返事がもらえないと不安になる事があります。
その気になれば簡単に返信できるメールに返事のないのも返事?と時に自己反省。
でも別の事情で、返事のない事もあります。
ジャンクボックスへの紛れ込み、つい忘れ、更にはPCの故障などなど。
それだからこそ、返事は気になります。
昨夜・山田太一ドラマスペシャル『星ひとつの夜』(出演:渡辺謙・玉木宏など)を見て、せりふの返事が印象的でした。
冤罪と思われる犯罪の為の、刑務所生活を終えた主人公=渡辺謙の返事です。
始まりのころの返事は「はい」「はい」「はい」だけ、緊張した気持ちで心もカチカチ。
『人にはそれぞれの思いがけない理由があるものだ。簡単に信用してどうする。』 の心が見えます。
やがて「そう」「そう」と緩みかかった気持ちで、若者の話に耳を傾け、「ああ・・」でお互いを認め合う。
見事でした。
返事は1回でよろしい、と言われることがあります。
所謂二つ返事には、「はいはい」と重ねて返事をすること・すぐに気持ちよく承知の返事をすること、などの意味があります。
短く詰めて 「はいはい」 と発音すれば響きも良く受け取るのも嬉しいのですが、言い方によっては不承不承・渋々にも聞こえます。
それででしょうか、最近では、『一つ返事』という人もいるようです。最近は辞書にも載っているとか。
大切な事:「二つ返事」は、目上に言ってはいけないとされています。

きょうこさんから届いた写真です。水芭蕉とリュウキンカ(戸隠で)頂き物の無断転載
今日の食事・・・・1680Kcal(不足:VB1.VE)
散歩:
昼 お茶入りうどんのつけ麺(葱・ごま・海苔)・きんぴら(蓮根・人参・胡麻)
夕 しめ鯖・納豆・青菜としめじの煮浸し・煮干と紅生姜の酢漬け
その気になれば簡単に返信できるメールに返事のないのも返事?と時に自己反省。
でも別の事情で、返事のない事もあります。
ジャンクボックスへの紛れ込み、つい忘れ、更にはPCの故障などなど。
それだからこそ、返事は気になります。
昨夜・山田太一ドラマスペシャル『星ひとつの夜』(出演:渡辺謙・玉木宏など)を見て、せりふの返事が印象的でした。
冤罪と思われる犯罪の為の、刑務所生活を終えた主人公=渡辺謙の返事です。
始まりのころの返事は「はい」「はい」「はい」だけ、緊張した気持ちで心もカチカチ。
『人にはそれぞれの思いがけない理由があるものだ。簡単に信用してどうする。』 の心が見えます。
やがて「そう」「そう」と緩みかかった気持ちで、若者の話に耳を傾け、「ああ・・」でお互いを認め合う。
見事でした。
返事は1回でよろしい、と言われることがあります。
所謂二つ返事には、「はいはい」と重ねて返事をすること・すぐに気持ちよく承知の返事をすること、などの意味があります。
短く詰めて 「はいはい」 と発音すれば響きも良く受け取るのも嬉しいのですが、言い方によっては不承不承・渋々にも聞こえます。
それででしょうか、最近では、『一つ返事』という人もいるようです。最近は辞書にも載っているとか。
大切な事:「二つ返事」は、目上に言ってはいけないとされています。

きょうこさんから届いた写真です。水芭蕉とリュウキンカ(戸隠で)頂き物の無断転載
今日の食事・・・・1680Kcal(不足:VB1.VE)
散歩:
昼 お茶入りうどんのつけ麺(葱・ごま・海苔)・きんぴら(蓮根・人参・胡麻)
夕 しめ鯖・納豆・青菜としめじの煮浸し・煮干と紅生姜の酢漬け
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by kosuzume2
| 2007-05-26 20:26
| その他見聞読楽
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